2005年 10月 21日
秋の文化活動。
|
見てたいな~と思っていた首藤康之さんの踊りを求め、
映画「トーリ」「ソラノ」を観に行ってきました。
「トーリ」は5話オムニバスのショートフィルムで、
監督は浅野忠信さん。
「ソラノ」はそのメイキングのドキュメンタリーでした。
← この鮮やかな絵は浅野忠信さんによるもの。
首藤さんは最終話「or」に出演しています。
最初から最後まで、夕日と海をバックに首藤さんの舞のみで構成されていて、
なんとも言えず美しい!背景ともども神々しいほどの美しさでした。
そして、この舞の振り付けは首藤さん本人によるもの!
「ソラノ」の中で首藤さんは「言葉の数には限りがあるけど、肉体の持つ表現は無限だ」
というようなことを言っていました。彼が話すとき、とても慎重に言葉を選んでいるように
見えるのは、実はそうではなく、探しあぐねているだけ・・?
肉体による表現を持つ人には、言葉をつなぐ作業はもどかしいのかも・・。
それにしても静かなお方です。
稽古場での首藤さんと浅野忠信さんのやりとりも興味深かったです。
お二人とも「創る」ことのできる人なんだなぁ・・・
腹が減っては感動できぬ。
by porciento
| 2005-10-21 10:54
| でかけるのこと。